■英語要約2000年(前期)
では、実際にカンタンな説明をいれながら、いきましょう。
(なお、説明のときに、代ゼミの富田先生のやり方を主流とします)
まず、一行目。
第5文型です。この場合、動詞が思考や発言の動詞ではないですから、
Whatは原因となります。
こういう因果関係もきちんとおさえましょう。
「人間を人間にしているものは何か?」
(もし、これが和訳しなさいという問題なら、もっとかっこよく
「われわれ人間をとりわけ人間たらしめているものはなんであるのだろうか?」
と訳してくださいね)
疑問文です。
もし後ろに答えに当たるものがあれば、これは疑問文です。
しかし、うしろに答えがない場合は、「反語」です。
環境破壊がすすんでいる。われわれ人類はこのままでいいのだろうか?
って文章で終わっていたとします。
この場合は、もちろん「このままではよくない」ですよね。
では、2・3文目。
「言語が複雑であることだろうか。問題解決能力だろうか」
ここで、筆者は、一般論を展開します。
そして、もちろんそれを否定するようなことを言います。
ここは、確実に理解しておいてください。
筆者がわざわざ文章を書くのに、一般論を書くことはありません。
学校には通うべきだ、税金は納めるべきだ、テレビはみちゃだめ等・・・
稚拙な例ですいません(笑)
さあ、筆者はここで、一般的に考えられる、一般人が言いそうなことをかきました。
そうですよね。われわれ人類は、実に複雑な言葉をもっているし、いろんな問題に対して、
ほかの犬とかサルよりはよっぽど解決能力がある・・・・・・
もし、「お前はサル並みだな!」なんていわれたらショックですよね(涙)
しかし、第4文目ではこう始まります。
「ショックを受けるかもしれないが・・・」
ええっ!ショック!
さて、まず文法から。このときカンマで囲まれたところは挿入ですので、後回し。
文章は前から読もうとすると、“思い込みによる誤読”を招きます。
ですから、まず主節からきちんととっていきましょう。
(このへんのこともこれをこの参考書でしっかりと基礎知識を身につけましょう。)
A no more or less ○○ than B
訳にこだわる必要はありません。
A=B
であることをまず考えてください。
すると、
言語と人間の解決能力=他の種の能力
といっています。
つまり、この言語の複雑さと問題解決能力に自信があるようだが、
それは単なる思い込みだ!と筆者が言っています。
しかし、なっとくできないですよね。
もし、あなたが知らない親父に「今の学生はホント馬鹿だ!」
なんて言われたら腹が立ちますよね。
「証拠はあんのか〜?具体的にどこがどう馬鹿なんだよ!」
ときっと怒るはずです。
筆者もそれを予測していて、次の文章で具体例をだしています。


