《勉強のコンセプト》
“大量”・“短時間”・“どこでも”・“何回も”をキーワードにする。
ゆとり教育を導入するに至った理由のひとつに,
「詰め込み教育の弊害」が挙げられました。
それが、具体的に何なのか
はいまだに私は理解していません。
よく例として、
日本人はアメリカ人と比べて独創的ではない
それは教育システムが悪いからだ
…ということを耳にしました。
しかし、詰め込み自体がが悪いのではないと思います。
問題なのは、
“使える状態”にまでもっていってないことが問題なのです。
語弊があるかもしれませんが、基本的に
“使える状態”は実戦の場数をおおく踏めば身についてきます。
ですから何の罪悪感も持たずにとにかく詰め<込みましょう。
それも短時間で。
思い切って、ひとつの教科の一回の勉強時間を
30分にしてみたらどうでしょう。
「それは短かすぎる」と思う方は、
ストップウォッチで時間を計ってみて下さい。
効率が落ちていることを客観的に知ることができると思います。
自分では、集中しているつもりですが、
その感覚自体が、怪しいのです。
酔った人は、
「自分は酔ってない」というでしょう。
夜中に勉強がはかどるという人は、
何か客観的なもので一回確かめたほうがいいですね。
同じ問題を解いてみるとか。
勉強時間の基本単位を短くするメリットは
まだあります。
例えば、好きな教科ばかりやる癖を排除できます。
入試は総合点ですから、
ある水準までは万遍なくできる必要があるのです。
あまりにも教科による差が大きいのなら、試す価値あり、です。
一日の勉強時間を計っていて、
「今日は10時間もやった」という人で本当に成果が出る人は
思いのほか少ないものです。
“どこでも”
勉強=いすに座っている時間
ではないということです。
歩いているとき、
公園のベンチにすわっているとき、
行き帰りの電車の中にいるとき。
この時間はどう過ごしていますか?
満員電車だから何もできないのでしょうか?
例えば、音楽は聴くことができますよね?
英語のリスニングをしている人は多いでしょう。
それなら、カセットに予め、
自分で、問題と解答を録音したらどうですか?
あまり聞いたことはないでしょう?
じゃあ、絶対に意味がないと言い切れますか?
“何回も”
一日に10個ずつ単語をおぼえようする。
計算どおりにいけば10日で100個。
よく、この手の皮算用をしますね。
しかし、計画通りにいかないですよね。
「人生とは、うまくいかない」
と悟りを開く前に、こんな方法はいかがでしょう。
一日30分で100単語にチャレンジするのです。
ほとんど覚えられませんよ、一日目は。
しかし、何日か繰り返すと、不思議と頭に残っているのです。
エビングハウスの忘却曲線からもわかるように、
ある期間内に同じ内容をこなさなければ、脳は重要な情報ではないと判断し消去しようとします。
それを防ぐには何回も復習するしかないようです。
まあ、単語は覚えないと生命に関わるというわけではないですから、
繰り返すしかないのでしょうね。
10日という長いスパンで考えればこの方法のほうが絶対に効率がいいはずです。
“シンプルに考える”
とにかく受かることが目的です。
学歴社会の弊害、
大学が抱えるさまざまな問題、
そしてあなたの人生哲学。
受験に関してだけでも悩みの種はつきません。
どれも大切なことです。
しかし、いまのあなたにはその時間はないのです。
これらを追求したいのであれば大学受験向きの性格ではないでしょう。
私は、受験に向いた性格ではありませんでした。
遠回りしたとおもいます。
後悔も満足もしています。
はっきり言って、大学の授業よりも
自分で本を読むほうが、100倍学力はつきます。
それに、現実問題として、大学は
お金で単位を買って、
とにかく安心したいから、
社会にでたくないから、
という人の集まりです。
もちろん、全員ではないですよ。
でも、あなたは浪人までして、
大学進学の道を選んだのです。
利益追求は、美徳を重んじる人には耐え難いものですが、
「社会貢献」にもお金ははかかるのと同様、
まずすべきことがあるのです。
大学に行くと決めた以上、
まず合格しなければ始まらないのです。
とにかく二月の本番で合格最低点を取ること。
今は、常にそのシンプルな目標をみていればいいのです。
http://www.infocart.jp/af.php?af=packman&url=slow-start.net/manual/&item=1268


